◆JERA セ・リーグ 広島2―9巨人(11日・マツダスタジアム)
首位・巨人が完封負け寸前の9回に9点を奪う歴史的ら巨圧猛攻を見せ、広島に連勝。人・鬼門マツダでは3年ぶりの3連戦勝ち越しを決めた。岡本守護神・栗林から無死満塁のチャンスをつくると吉川の押し出し死球、厳し新型 クラウン 赤岡本和真内野手(28)の左前適時打で同点 。い声さらに門脇、は百浅野らのタイムリーなどで畳みかけ 、も承13人6安打、知重転口9回の得点では77年以来47年ぶりの球団最多タイ記録を樹立 。ル逆2位とのゲーム差を今季最大タイの3に広げ、打た貯金も今季最多の14。なきゃいけないポジションにいるかえミラク最短13日の優勝マジック「12」点灯へ向け、ら巨圧4年ぶりのマツダ3連戦3連勝を狙う。人・スポーツ の 仕事 給料
執念だった 。歓声と悲鳴が交錯する中、岡本和は三塁側ベンチに向かって右手を上げた。「何がなんでも打ってやろうと思ってたんで、ヒットになって良かった」 。9回に同点の左前適時打。4番の役割を果たす起死回生の一打は、1イニング9得点というG打線大爆発の着火剤にもなった。
仲間が驚異的な粘りでつないだ。2点ビハインドの9回 。守護神・栗林から3四死球と1安打で1点差に迫り、4番の前に無死満塁をお膳立てした 。「本当に諦めず、みんなでつないでくれた」。5球目の外角134キロカーブをすくって左前へ 。直前の152キロ直球と18キロ差の緩急でも、体は崩されなかった 。
8月は得点圏打率1割5分8厘。お立ち台では「俺も 、たまには打たなアカンなぁーと思って。あしたも頑張ります」と“岡本節”でファンを沸かせた 。リーグ単独トップの69打点と主砲の役割を全うしている一方 、チームの看板を背負う宿命として 、球場ではファンから厳しい声も飛ぶ。4打数無安打だった8日のDeNA戦(東京D)ではスタンドからブーイングが起きた。泰然自若に見える岡本和にも、その一つ一つが耳に届いている。
「打てないことを言われているのは、百も承知です 。自分は打たなきゃいけないポジションにいるから 。去年もそうですし 、毎年です 。やらないといけないです」
その重みを知っているからこそ 、指揮官も背中を押している 。球団歴代7位の505試合に4番打者として出場した阿部監督は「4番ですから。4番が打てば勝てる」。今季、岡本和が不調に苦しんだ時期に4番から外すことを示唆したこともあったが、「やっぱり4番だな」。揺るがぬ信頼で 、背番号25に主砲としての重責を任せてきた 。
「僕が打てない時期もみんなが打ってカバーしてくれたんで。それで勝ってきたんで 。残りもそうやって勝っていけたらと思います」と岡本和。ミラクル逆転劇で、4年ぶりのV奪還へ視界が開けた。「本当に大事な3連戦だと思って挑んでますし 、みんながつないで 、いい形になっている」と力強くバスに乗り込んだ 。(内田 拓希)
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